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写真1 オレンジ色のきょう体がフェムトセル基地局
写真1 オレンジ色のきょう体がフェムトセル基地局
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写真2 フェムトセル基地局との接続スループット
写真2 フェムトセル基地局との接続スループット
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 韓国Samsung Electronics社は,中国上海市で2010年6月2日~6月4日まで開催中の「NGMN Industry Conference & Exhibition 2010」で,TD-LTEに対応したフェムトセル基地局を展示している。中国移動通信が2010年後半に予定する大規模トライアルでの利用に向けて,開発を進めているとみられる。

 フェムトセル基地局は,数十メートル程度の範囲をカバーする。屋外の基地局の電波が届きにくい場所に設置して利用するのが主な用途だ。展示では,フェムトセル基地局と,USB型の通信端末を同軸ケーブルを使って接続し,動作する様子を見せていた(写真1)。

 展示したフェムトセル基地局は最大10端末まで接続可能で,最大下り15Mビット/秒,上り7Mビット/秒で通信可能だという。2.3G~2.4GHz帯をサポートしており,10MHzを使って通信する仕様になっている。半年後にはMIMOに対応するとともに,20MHzを使った通信にも対応し,下り100Mビット/秒,上り50Mビット/秒に対応するとしている。

 フェムトセル基地局と接続するUSB型の通信端末は,試験用である。10MHzの帯域幅を使って,下り15Mビット/秒,上り10Mビット/秒程度のデータ伝送速度を確保できるという(写真2)。