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写真1 左側の大きなきょう体がアンリツの基地局シミュレータで,右側のパソコンに挿された端末と通信している
写真1 左側の大きなきょう体がアンリツの基地局シミュレータで,右側のパソコンに挿された端末と通信している
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 アンリツは2010年6月2日~4日に中国上海市で開催中の「NGMN Industry Conference & Exhibition 2010」において,TD-LTEの基地局シミュレータを展示している。TD-LTE用の基地局シミュレータを一般に公開するのは今回が初めて。

 現在,上り(端末から基地局)と下り(基地局から端末)で異なる周波数を使うFDD版のLTEのシミュレータは提供しているものの,上りと下りで同じ周波数を使うTDD版のLTE(TD-LTE)の提供はしていなかった。今回はFDD LTEと同じハードウエア「ME7832」にTD-LTE用のソフトウエアを走らせ,動作させた(写真1)。

 展示では,韓国Samsung Electronics製のTD-LTE対応のUSB型通信端末を同軸ケーブルを使って基地局シミュレータに接続し,実際に動作することを見せていた。ただし,「MIMOへの対応や実装したTD-LTE用のプロトコルの検証が終わっておらず,ベータ版の状態」(同社の説明員)という。2010年内にも開発を終え,正式版としてリリースする計画だ。

■変更履歴
記事掲載当初,基地局シミュレータの型番を「ME7832」と記載しておりましたが,正しくは「MD8430A」でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。