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動作デモの様子。左上が3D対応品で,右上が外付け型ピコ・プロジェクター向けのモジュールを利用したプロジェクターで,それぞれ投影した映像である。
動作デモの様子。左上が3D対応品で,右上が外付け型ピコ・プロジェクター向けのモジュールを利用したプロジェクターで,それぞれ投影した映像である。
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 香港Hong Kong Applied Science and Technology Research Institute (ASTRI) は,プロジェクター関連のシンポジウム「Projection Summit 2010」(2010年6月7~8日,米国ラスベガスで開催)で,開発した3D対応の小型プロジェクター・モジュールを出展した。モジュールの価格は現在,「200米ドルほど,2011年には150米ドルにして製品化したい」(説明員)とする。会場では,このモジュールを使い,外付け型のプロジェクターを試作,動作デモを披露していた。

 3D対応モジュールの仕様は以下のとおり。光源にはRGB3色のLEDを,表示素子には0.44型LCOSを採用した。画素数は1024×600。体積は40cm3ほど。コントラスト比は100対1である。LED光源に7W投入した際の明るさは60lm。2011年の製品化の際には,「100lmにまで明るくしたい」(説明員)とする。

 このほか,外付け型と機器内蔵型のピコ・プロジェクターに向けたモジュールも出展した。外付け型は既に製品化しており,価格は80米ドルほど。体積は17cm3である。LED光源に2.3W投入した際の明るさは20lmである。コントラスト比は標準で300対1。画素数やパネル・サイズは3D対応品と同じ。光源にはRGBのLEDを採用する。

 機器内蔵型は体積が4cm3と小さいのが特徴である。画素数は854×480,大きさ0.21型のLCOSを採用する。LED光源に1W投入した際の明るさは8lm。今後は明るさを10lmほどに高めた上で,低コスト化を図る。実際,「20米ドルまで下げてほしいという要望がある」(説明員)という。まずは,現在の40米ドルから,2011年には25米ドルにまで下げたいとする。