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図1 3Dテレビは40型台の投入で拡大
図1 3Dテレビは40型台の投入で拡大
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図2 iPadとiPhone 3Gの発売日から10日間の販売数量の相対比較
図2 iPadとiPhone 3Gの発売日から10日間の販売数量の相対比較
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 市場調査などを手掛けるBCNは2010年6月9日,3次元(3D)映像の表示に対応する「3Dテレビ」と米Apple Inc.のタブレット端末「iPad」の国内市場における直近の販売結果を発表した。「3Dテレビはまずまずの出足,iPadの立ち上がりは絶好調」(同社 データマーケティング部 部長 エグゼグティブアナリストの道越一郎氏)という。なお,この調査は,BCNが集計している国内の大手家電量販店の店頭およびWebでの実売データに基づくものである。

3Dテレビは40型台投入で拡大

 3Dテレビは,2010年3月末にパナソニックが他社に先行する形で発売した。ただし,同社の3Dテレビは50型以上の大型品である。BCNの調査によると,2010年4月第4週(4月19~25日)から5月第4週(5月24~30日)における,薄型テレビ市場に占める3Dテレビの比率は,金額ベースで0.9~1.5%,台数ベースで0.2~0.3%で推移していたという。

 追いかける立場のソニーは,2010年6月始めに,40~52型の3Dテレビを予定より前倒しで発売した。BCNによると,国内市場での本命サイズともいえる40型台が市場投入されたことで,2010年5月第5週(5月31日~6月6日)における,3Dテレビの比率は,金額ベースで3%,台数ベースで0.9%に上昇したという(一部,シャープ製3Dテレビの予約販売を含む)。夏商戦や年末商戦に向けても,「40型台は3Dテレビ普及のカギを握るサイズになるだろう」とBCNの道越氏はみる。50型以上の大型品を手掛けていたパナソニックも2010年6月8日に,3D対応のPDPテレビの新製品として46型と42型を発表している(ニュース・リリース)。

iPadはiPhone 3Gの3倍売れた

 BCNは,Apple社のiPadの販売数量についても言及した。iPadと「iPhone 3G」を,発売日から10日間での販売数量で比較した場合,「iPadは3倍弱程度の立ち上がりをみせている」(BCNの道越氏)という。iPadのモデル別の販売構成としては,3G+無線LAN対応モデルが55%,無線LAN対応モデルが45%を占めるとした。なお,iPadやiPhone 3Gの販売実績に,ソフトバンクモバイルやApple社の直営店での数量は含まれない。このほか,iPadをノート・パソコンに分類した場合,Apple社の台数ベースでの市場シェアは,従来の3%前後から2010年5月には11.5%に上昇したという。