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Intel社のWilfred Martis氏(左)とCBS社のAnthony Soohoo氏(右)
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Google TVでテレビ番組を検索する画面
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Google社のオンライン翻訳機能を利用し,ユーザーが希望する言語(ここでは中国語)で翻訳された字幕をGoogle TVで表示するデモ
Google社のオンライン翻訳機能を利用し,ユーザーが希望する言語(ここでは中国語)で翻訳された字幕をGoogle TVで表示するデモ
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CBS社のテレビ番組「Around the World for Free」用のスマートTVの画面
CBS社のテレビ番組「Around the World for Free」用のスマートTVの画面
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 「『WebTV』のときには,テレビに向いたWebコンテンツがなかった。『Viiv』では,最先端の技術はあったが,やはり適切なコンテンツやビジネスモデルがなかった(Tech-On!の関連記事)。『スマートTV』で,ようやくテレビに最適な技術やコンテンツ,ビジネスモデルがそろった」。2010年6月~10日に米国サンタクララで開催された「CONNECTIONS」のネットワーク家電イベントの基調講演で,米Intel Corp.,Digital Home Group,Retail Consumer Electronics,General MangerのWilfred Martis氏は,同社が推進するスマートTVの戦略について語った。スマートTVは,同社が米Google Inc.やソニーなどと共同で開発しているネットワーク・テレビのプラットフォーム「Google TV」を含む次世代テレビの総称である(Tech-On!の関連記事)。

 Martis氏は「Google TVではすべてのインターネット・コンテンツにアクセスできる」と語った。Google TVは,インターネットやテレビのコンテンツを「効率的に検索できる手法」(Martis氏)を提供する。

 Google TVでは,ダウンロード可能なウイジェットが採用される予定だという。「スマートフォンでは(アプリケーションをダウンロードできる)アプリケーション・ストアのビジネスモデルが証明されている」(Martis氏)。ウイジェットの開発を推進するため,誰でも簡単にウイジェットを開発できる環境を提供する予定だ。ケーブルテレビ事業者がアプリケーション開発者に向けてAPIを公開する動きもあるという。また,米Adobe Systems Inc.の「Flash」を使った対話的な広告の表示機能も提供する計画だ。

 ただし,Martis氏によれば「スマートTV」はGoogle TVだけではないという。Google TVはソフトウエア・プラットフォームとして「Android」を採用しているが,スマートTVのソフトウエア・プラットフォームとしては,Intel社が手掛けている「MeeGo」もあると同氏は強調した(Tech-On!の関連記事)。例えば,通信事業者であるイタリアTelecom Italia S.p.A.の「CuboVision」というIPTV向けセットトップ・ボックスがMeeGoを採用しているという。

「スマートTVのコンテンツを作る」

 基調講演では,米CBS Interactive Inc.,Entertainment,Senior Vice President兼General ManagerのAnthony Soohoo氏も登場した。同社は大手テレビ放送企業,米CBS Corp.の傘下にある企業である。Soohoo氏は「現在のテレビ番組の作成では,単にテレビで楽しめる番組というだけではなく,その番組とSNS(social networking service)を連携させる環境も重要だ」と指摘した。「我々のスマートTVの目的は,操作が簡単なUIでSNSと連携できる環境を提供することだ」(同氏)。

 こうしたスマートTVのコンテンツとして,CBS社は「Around the World for Free」という番組を放送する予定だ。ある人物が世界を旅するという番組で,視聴者はSNSを通してその人物の行動に影響を与えられるという。