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P2030会議と同時期に開催された「ConnectivityWeek 2010」の舞台で,パネル・ディスカッションに参加するDick DeBlasio氏(左から3番目)。他のメンバーは左から順に,モデレーターのClasma Events社,President & CEOのAnto Budiardjo氏,NIST,National Coordinator for Smart GridのGeorge Arnold氏,GE Digital Energy社,Technical Strategy and Policy Development,DirectorのJohn McDonald氏
P2030会議と同時期に開催された「ConnectivityWeek 2010」の舞台で,パネル・ディスカッションに参加するDick DeBlasio氏(左から3番目)。他のメンバーは左から順に,モデレーターのClasma Events社,President & CEOのAnto Budiardjo氏,NIST,National Coordinator for Smart GridのGeorge Arnold氏,GE Digital Energy社,Technical Strategy and Policy Development,DirectorのJohn McDonald氏
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P2030のコンセプト
P2030のコンセプト
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 米IEEEにおけるスマートグリッド関連システムの互換性確保を目指す作業部会「P2030」(P2030のWebサイト)は,策定中のガイドラインの最終ドラフト仕様を,2011年3月末までに確定することを決めた。P2030 が2010年5月末に米カリフォルニア州サンタクララ市で行った会議で決定したもの。P2030の議長のDick DeBlasio氏(米National Renewable Energy Laboratory,Chief Engineer)は,「いよいよこれから,本格的に仕事を進めていく」と語った。

 P2030の目標は,スマートグリッドに利用される各種通信システムの,共通インタフェース仕様のガイドラインを提示することにある。各種システムの相互接続に必要な要求値などを定めるという(Tech-On!の関連記事)。

 P2030の会議では,電力事業者に属する技術者と,通信事業者や通信機器メーカーの技術者が一堂に会した。ただ,電力系の技術者と通信システム系の技術者はこれまであまり共同で仕事を進めた経験が無いことから,互いの考え方を理解する点に多くの時間を割いたという。異なる業界の企業間で,いかに扱いやすい標準ガイドラインを作っていくのか,今後も理解を深める努力が必要になりそうだ。