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ソニー製の3DメガネをかけたSony Electronics社のStan Glasgow氏
ソニー製の3DメガネをかけたSony Electronics社のStan Glasgow氏
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 米Sony Electronics Inc.は,3D(3次元)映像表示に対応したテレビの普及拡大策の一部を明らかにした。同社,President兼COOのStan Glasgow氏が,報道機関向けイベントで語ったもの。同氏は,同社の今年度の事業収支が好調に推移することに期待を示した。3Dテレビの売り上げは重要な要素である。

 Sony Electronics社は,3Dテレビの普及促進において,同グループ企業であるSony Pictures Entertainment Inc.など,コンテンツ作製を手掛ける企業の役割が大きいと見る。消費者に,3Dの魅力を引き出すコンテンツを提供する必要があるからだ。Glasgow氏によれば,Sony Pictures社は2010年において30件の3D映画作製の予定があるという。

 Sony Pictures社は,米カリフォルニア州のカルバーシティー市において,3Dコンテンツ作製の施設を立ち上げた。そこでは,映画プロデューサーや撮影監督などを対象に,3Dコンテンツ作製技術を無料で教えるコースを開設している。このほかSony Electronics社は,米ESPN Inc.による2010年FIFAワールド・カップの3D放送を支援している。

 Sony Electronics社は,同社の小売店「Sony Style」店頭で,2010年7月までにのべ200万回以上,3Dテレビのデモ放送を行ったという。2010年6月からは,店頭デモを目的として,約6000台の3Dテレビを米国の小売店に配る活動も開始した。中には,3D表示モードと2D表示モードを切り替えられる機種も含んでいる。加えて,各小売店での店頭デモを支援するため,2010年夏の期間中に活動する約300人の専門スタッフに訓練を施しているという。