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 米Maxim Integrated Products, Inc.は,赤外線トランシーバを内蔵した16ビットのMCU「MAXQ613」を発表した(発表資料)。同社の「MAXQ610」をベースとし,メモリ搭載量を削減(フラッシュ・メモリ48Kバイト,SRAM1.5Kバイト)したもの。MAXQ610(フラッシュ・メモリ64Kバイト,SRAM2Kバイト)ほどのメモリ量を必要としないアプリケーション,たとえばセンサや赤外線リモコン,メーター,データロガーなどの製品に適しており,システムコストの削減が可能となる。

 1.7V~3.6Vの電源電圧で動作するため,単3電池2本で駆動できるアプリケーションに最適である。単3電池2本の場合,寿命の最後では1.6Vまで電圧が低下する事を考慮すると,概ねバッテリ容量の95%までを使いきれる。これは最低でも2.0V駆動を要求する競合製品と比べ15%大きい値であり,大抵のアプリケーションでは数か月寿命が伸びることになる。これに加え,ストップモード動作では200nA(典型値)の低消費電流となっており,更に長いバッテリ寿命を実現できる。

 MAXQ613はまた,USARTとSPIマスター/スレーブ通信ポート,搬送波発振器付きの赤外線モジュール,及び最大24の汎用I/O端子を持つ。さらにセキュアなメモリ管理ユニット(MMU)を搭載している。

 MAX613は,32ピンのTQFN/LQFPまたは44ピンのTQFN/TQFPで提供され,ベアダイでの提供も行われる。価格は1000個あたりで1.32米ドルからとなっている。