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 米Stretch, Inc.は,ビデオプロセッシング向けにリコンフィギュラブル・プロセサファミリー「S7000」を発表した(発表資料)。同社の新しいS7アーキテクチャをベースにしており,ビデオ処理向けに高い性能を発揮する。最高で16ストリームの映像を同時にH.264のHigh ProfileのSD解像度でエンコードしたり,1080p60のHD解像度に変換したりといった,高いエンコード性能を持ち合わせている。Hybrid DVRやIPネットワークカメラ,ビデオサーバ,ビデオ再生アプライアンスなど幅広い用途に適しているという。

 ビデオ監視システムにおける最大のコスト要因は,ネットワークやストレージに対する要求帯域の大きさであり,機器コストが低下する中で,これらのコストは一定であった。S7アーキテクチャと新しいインテリジェンスエンコーダを組み合わせ,従来の半分未満の帯域でブロードバンド品質の映像を確保することが可能となった。これによりシステムコストを大きく引き下げることが可能。

 S7アーキテクチャは以下の特徴を持つ。
・第3世代のリコンフィギュラブル・プロセサを搭載し,H.264 High-Profileのエンコードを行いながら,HDRのイメージ処理を最大1080p60で実行できる。
・H.264 AVC/SVCのBaseline/Main/High-Profileのマルチストリームをサポートするプログラマブルアクセラレータを搭載している。
・ARM9プロセサを搭載し,ネットワークやファイルシステムなどの管理をLinuxで実行できるため,ホストプロセサを外部に搭載する必要がない。
・PCI Expressバスをオンチップで搭載し,RAIDを含む外部SATAコントローラを容易に接続できる。
・HDMI/DVI/HDcctv用のSDIなどを含む幅広い入出力用インターフェースを搭載しており,FPGAを外部に搭載したりする必要がない。またUSB/SDカード・インタフェースも搭載している。
・複数チップを搭載するためのSerial AIMを搭載しており,シリアルケーブル経由で容易にマルチボード構成が実現可能。

 S7000ファミリーはS7100/S7110/S7120の3製品が用意され,それぞれニーズや要求に合わせて仕様が異なっている。いずれの製品も来月からサンプル出荷開始の予定である。