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 米Cavium Networks社は,マルチコア・プロセサ「OCTEON II」の新製品を発表した(発表資料)。今回発表したのは「CN60XX」,「CN61XX」,「CN62XX」,「CN66XX」の4製品ライン。1~10個の「cnMIPS64コア」を搭載し,既存のOCTEON IIおよび「OCTEON Plus」ファミリーと完全なソフトウエア互換性を有する。

 今回の製品発表により,同社のOCTEON IIファミリーは400MHz~64GHz(相当)までの幅広い動作周波数のMIPS64コアを提供することになる。最大32コアの汎用コアとセキュリティ及びストレージ・アクセラレータを統合することにより,100Mbps~100Gbpsまでの範囲で,幅広い価格,消費電力の製品を提供できるとしている。

 CN60XX(1~2コア)は,Wireless LANのアクセスポイントやエントリレベルのVPN/UTM/ファイアウォール,低価格の制御アプライアンスや衛星通信・ブロードバンドのゲートウェイなどに向けたもの。CN61XX及びCN62XX(2~4コア)は,エンタープライズ向けのスイッチやルータ,高性能制御プレーン,UTM/セキュリティアプライアンス,プリンタ,SMB,低~中価格のエンタープライズ向けNAS/iSCSIアプライアンスなどに向けたもの。CN66XX(6~10コア)は,WAN最適化やエンタープライズ/データセンター,10GbEを2チャネル以上装備する高性能アプライアンス,3G/4Gのベースステーションなどに向けたもの。

 いずれの製品もL2~L7のアプリケーション/セキュリティアクセラレータ,TCPオフローディング,TCPオフローディング,ロードバランシング,圧縮/伸長などのアクセラレータを搭載するほか,仮想化をサポートしている。またXAUI/SGMII/RGMII/SRIO/PCIe Gen2やUSBといった幅広いI/Oを搭載する。