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 米Freescale Semicoductor, Inc.は、アプリケーション・プロセサ「i.MX 6」シリーズを発表した(発表資料)。タブレット端末や電子ブックリーダー、あるいは自動車向けインフォテイメントなどに向けた製品である。最大1.2GHzで駆動されるプロセサ・コア「Cortex-A9」を1~4個搭載する。ハイエンド製品は同社の現行製品に比べて5倍の性能向上が図られるとしており、性能への要求が急速に高まっているこれらのマーケット向けに最適であると同社は説明している。

 i.MX6シリーズはCortex-A9を一つ搭載する「i.MX 6Solo」、二つ搭載する「i.MX 6Dual」、および四つ搭載する「i.MX 6Quad」の3製品からなる。共通する特徴としては,以下のものが挙げられる。

・最大1.2GHz駆動、1MバイトのL2キャッシュを搭載。
・マルチストリーム対応のHD Videoエンジンを搭載し、1080p@60Hz動画のデコードや1080p@30Hz動画のエンコード、およびHD映像の3D表示が可能。
・Quad Shaderを搭載。最大200MTexel/sの3Dグラフィックエンジンを搭載。また2D描画とVertex Shaderが独立して動作するため、2Dメニューと3D映像を同時に表示可能。
・HDMI v1.4、SD3.0、USB 2.0、GbE、SATA-II、PCIExpress、MIPI CSI/DSI/HSIと自動車向けにFlexCANの各インタフェースを搭載。うちHDMIとUSB 2.0、GbE、SATA、PCIeについてはPHYも内蔵する。
・VP8 Codecを標準でサポート
・業界で標準的に利用されているOSをすべてサポート
・電子ブックリーダー向けに、ePaperのDisplay Controllerをオプションで内蔵。

 同社は今年末にi.MX 6シリーズのサンプル出荷を開始の予定であり、このタイミングでリファレンスデザインやソフトウェア、ターンキー開発環境なども提供される見込みである。

■変更履歴
記事掲載当初,「うちHDMIとUSB 2.0、GbE、SATA、PCIeについてはPHYも内蔵する」としていましたが,正しくは「うちHDMIとUSB 2.0、SATA、PCIeについてはPHYも内蔵する」でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。