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 オランダ NXP Semiconductors N.V.は,MCUにHigh-Speed CANのトランシーバをSiP(system in package)の形でワンチップ化した「LPC11C22」および「LPC11C24」を発表した(発表資料)。低価格なLQFP48ピンパッケージで提供される。
 
 最高1MbpsのHigh-Speed CANネットワークに対応でき,ESD保護やEMC対応,低電力動作をサポートする。CAN物理層はISO 11898-2に完全準拠している。またオンチップROMの形でCANopen(EN 50325)のドライバを搭載しており,すぐにアプリケーション開発が可能になるほか,CANバスを経由してのフラッシュメモリのISP(In System Programming)機能を搭載している。

 搭載するMCUは50MHz駆動の英ARM Ltd.のプロセサ・コア「Cortex-M0」で,16/32Kバイトのフラッシュメモリと8KバイトのSRAMを搭載するほか,4ブレークポイントに対応するSWD/debugを搭載する。ほかに,CAN 2.0 B C_CAN contollerとUART,二つのSPI/I2Cポートを搭載する。タイマーはPWM/Match/Capture用に16bit/32ビットタイマをそれぞれ二つづつ搭載するほか,System Timerとして24ビットのものを一つ搭載する。他に1%精度の内蔵12MHz RCオシレータと8チャネル/10ビット ADC(±1LSB DNL),36のGPIOピンを搭載する。安全系ではPOR(Power On Reset)とマルチレベルのBOD(Brown Out Detect),10~50MHzのPLLを内蔵するほか,CANトランシーバは8KV,MCUは6.5KVのESD耐性を持つ。

 LPC11C22及びLPC11C24は2011年第1四半期中に量産出荷を開始する予定である。