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 米Atmel社は,同社の容量式タッチ・センサ・コントローラとして第3世代目にあたる「maXTouch E」シリーズを発表した(発表資料)。今回発表された「mXT224E」,「mXT384E」,「mXT540E」,「mXT768E」は,2インチから12インチまでのタッチスクリーンに対応し,224ノードから768ノードまでを提供する。これらのコントローラはまた,同社のCPUコア「AVR」を搭載している。

 耐ノイズ性がタッチ・スクリーンの性能に大きく影響を及ぼすため,高ノイズ耐性をもつアナログ回路を搭載した。これにより外部回路を省いたり,シールドレスのタッチ・センサを用いたりすることが可能になり,これがコストダウンに繋がると言う。また高い柔軟性を持っており,例えば保護カバーレンズやディスプレイパネル上にセンサを形成する“touch-on-lensや“on-cell”といった構成も可能である。maxTouch Eシリーズではマルチタッチを維持しながら2mmの受動式スタイラスを同時に使うことも可能。従来のmaxTouchシリーズと比較すると,タッチ回数に制限がなくなり,より高速かつ高精度となり,また指先を直接触れる場合や手袋を使う場合にあわせて感度調整も可能となっていると説明する。

 ローエンドにあたるmXT224Eは8ビットAVRを搭載し,スマートフォンや各種携帯機器向けとされる。mXT768Eは業界初の32ビットのタッチ・コントローラで,タブレットや最大12インチまでのスクリーンに対応する。内部には「AVR32」が内蔵され,特に大画面で不必要な接触があった場合のスクリーニングなどに必要な演算性能を提供する。mXT384EとmXT540EもやはりAVR32を内蔵しており,小型タブレットや電子ブックリーダー,ハイパフォーマンスのスマートフォンなどに適した価格/性能比のソリューションを提供する。

 maxTouch Eシリーズは現在サンプル出荷を開始しており,量産開始は2011年第2四半期を予定している。