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 米Freescaleは、車載向けMCUであるPowerPCプロセサ・コアを搭載した32ビットMCU「Qorivva」の新製品を発表した(発表資料)。今回発表になった「Qorivva MPC567xKファミリー」は、自動車の安全システム向けの低価格ソリューション、たとえば死角検知(Blind-Spot Detection)や車線逸脱警報システム(Lane-Departure Warning Systems)、サイドビュー・アシスタント、アダプティブ・ヘッドライトといったシステムに向けたものとしている。こうしたADAS(Advanced Driver Assistance System)のマーケットは急速に盛り上がりを見せており、この市場を狙った製品となっている。

 Qorivva MPC567xKファミリーはe200Z7のデュアルコア構成で、更に最大2Mバイトのフラッシュ・メモリと512KバイトのSRAM、及びSPE(Signal Processing Engine)を搭載している。このe200Z7コアは同社の「MPC5674F」でも採用されており、こちらはEEMBCのAutoBenchスイートで305 Automarkを記録している。またMPC567xKファミリーは、ハードウエア/ソフトウエアのエラー検出やその対応を行うロックステップモードを搭載しており、これは自動車向けソフトウエアのLevel Dの標準に合致するものである。CPUコアは最大180MHzで動作する。

 MPC567xKファミリーは特定の顧客に対するサンプル出荷を3月に、一般向けサンプル出荷を今年第3四半期に予定している。