日本航空電子は2011年3月16日,東日本巨大地震によって生産を止めていた弘前航空電子が3月15日から操業を再開したと発表した(ニュース・リリース)。弘前航空電子は地震後の停電により操業停止したが,通電が始まった3月14日から操業再開に備えていた(Tech-On!関連記事)。ただし,操業を再開したものの,東北電力からの電力供給は通常生産には不十分な状況とする。
日本航空電子は2011年3月14日の時点での被災概要として,弘前航空電子と山形航空電子(山形県新庄市)の状況を発表していた。山形航空電子については,3月13日朝から機械および設備点検を始め,安全を確認しながら順次稼働を開始していた。