「モデル検査によるソフトウェアテストの実践研究会」は,産業技術総合研究所(産総研)と協力し、同研究所の演算クラスタを利用してモデル検査(プロパティ・チェッキング)をネットワーク上から実行できるオンライン・サービス「64ビット版モデル検査器によるモデル検査サービス」を実施している(同サービスのサイト)。産総研の関西センターが運用・管理する「連携検証施設 さつき」の「大容量メモリークラスター」を利用しており、主記憶容量が1Tバイトおよび256Gバイトの演算資源をモデル検査向けに無償で利用できる。 一般にモデル検査では,入力したモデルの状態遷移をしらみつぶしにチェックするため,探索空間が大きくなりすぎる「状態爆発」をいかに避けるかが課題だが,1Tバイトと非常に大容量な主記憶を利用することで探索可能な空間を拡大し、状態爆発を避けやすくなる。
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