米Cree社とドイツOSRAM社は2011年4月4日、LEDにかかわる特許についてクロスライセンス契約を締結したと発表した(発表資料1)。対象となる特許は、青色LEDチップ技術や白色LED技術、蛍光体技術、LED照明やランプの技術、そしてLED照明を制御する技術と幅広い。この契約によって、両社は互いの知的財産権の価値や重要性を尊重しつつ、LED照明の普及を加速させることができるという。
Cree社は、OSRAM社と今回締結したような広範囲のクロスライセンス契約を、オランダPhilips社と2010年7月に結んでいる(発表資料2)。LED技術についてCree社は、日亜化学工業や豊田合成とも特許の相互利用について契約を締結している(Tech-On!関連記事1、Tech-On!関連記事2)。