PR
「FinePix Z900EXR」は5色展開
「FinePix Z900EXR」は5色展開
[画像のクリックで拡大表示]

 富士フイルムは2011年4月5日、マルチタッチ機能を搭載するコンパクト型デジタル・カメラ「FinePix Z900EXR」を発表した(ニュース・リリース)。同年4月16日に販売を開始する。価格はオープンで、想定実売価格は3万円前後である。

 FinePix Z900EXRは、マルチタッチに対応した3.5型で約46万画素のタッチパネル機能付き液晶ディスプレイを採用して操作性を高めた。2本の指で液晶ディスプレイにタッチして再生画像を拡大/縮小できる。このほか、撮影時には画面に触れることでピントを合わせたりシャッターを切ったりする「タッチEXRオート」機能を備える。

 撮像素子は1/2型で1600万画素の裏面照射型CMOSイメージ・センサ「EXR CMOSセンサー」を搭載する。同センサは、斜め方向に同色の画素が二つ以上隣り合うように配置。隣接した二つの画素を一つとみなして信号処理することで感度を高めている。画像処理エンジンは「EXRプロセッサー」を採用した。撮影シーンに応じて最適なモードに自動的に切り替える「プレミアム EXR AUTO」機能では、49パターンの画質設定から最適なものを導き出すという。

 光学ズームは5倍で,焦点距離は35mmフィルム換算で28mm~140mm。外形寸法は100.8mm×59.0mm×18.2mmで、突起部を含まない最薄部は15.2mmである。付属バッテリーやメモリ・カードを含む本体の重さは約151g。記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリ・カード。SDXCメモリ・カードは、SDメモリーカードの仕様「SD Specification Version 3.00(SD 3.0)」内で規定された「UHS-I」に対応する。