パナソニック電工は、電気自動車やプラグインハイブリッド車に向けた充電器のラインアップを拡充する。従来のスタンド型に加えて、今回新たに壁面に取り付けられる100V/200V対応の普通充電器を販売する(図1)。2011年4月21日の発売を予定する。形状の違いで2種類あり、販売目標台数は2種類合計で年5000台である。
名称は「充電ボックスELSEEV cabi」。感電事故に備え、扉が開いている状態では通電しない「インターロック機構」や、扉には鍵付きハンドルを設けた。加えて暗い場所でも操作しやすいように扉を開けると内部を照らすLED照明を搭載した。
形状の違いとは、ケーブルに付くコネクタ部や制御装置部を収納できる「収納スペース付タイプ」と、収納スペースのない「標準タイプ」である。希望小売価格については、収納スペース付タイプの100V対応品で6万7515円、200V対応品で6万7935円となる。標準タイプの100V対応品で5万7015円、200V対応品で5万7435円。