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IFAの記者会見の様子(現地時間4月16日 午前11時)。筆者が撮影
IFAの記者会見の様子(現地時間4月16日 午前11時)。筆者が撮影
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新ホールの計画。筆者が撮影
新ホールの計画。筆者が撮影
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Jens Heithcker氏。筆者が撮影
Jens Heithcker氏。筆者が撮影
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 民生機器関連で欧州最大の展示会「IFA2011」(2011年9月2~7日、ドイツのメッセ・ベルリン見本市会場)の報道関係者向けプレイベント「Global Press Conference(GPC)」が、4月14~17日にスペインの保養地アリカンテのアジア・ガーデン・ホテルで開催された。世界47カ国から約300社、330人の民生機器関連のジャーナリストが参集したこのイベントで、主催者側はIFAのさらなる拡張計画を発表した。2010年は22万8000人を集め、12万人強の「International CES」(1月に米国ラスベガスで開催)を抜いて、民生機器の展示会として世界最大の地位を確固としている。

 IFAの出展企業募集部門を担当するドイツMesse Berlin社でExecutive Directorを務めるJens Heithcker氏は、IFAのさらなる拡大に向けた意欲を次のように語った。

 「2011年のIFAは新しい分野を積極的に加えます。それがカメラ、イメージ関係、通信、コンテンツ……などの分野です。2011年は、「iPhone」や「iPad」を扱う「iZONE」、電子出版を扱う「eLibrary」、イノベーションを扱う「IFA Tecwatch」のゾーン展示も加わります。そのために、現在のメッセ会場の建物では手狭になりましたので、まず2011年にインターナショナル・ホールを拡張します。現在4500m2ですが、それを6000m2にします。2014年には二つのホールを新設します。合計して2500m2の面積です」。

 2011年に拡張したホールは「写真関係企業の展示に使う予定」(Jens Heithcker氏)という。2011年は、同じドイツのケルンで開催されるカメラ関連で世界最大級の展示会「photokina」が休みの年であり、写真分野の展示が増えることへの対応だ。