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 米Microchip Technology Inc.は、同社の8ビット・マイコンのミッドレンジ品となる「PIC16F」シリーズに、ローコスト製品をターゲットとした6製品を追加した(発表資料)。今回追加になったのは、「PIC16F1516/7/8/9」と「PIC16F1526/7」で、いずれも同社の「eXtreme Low Power(XLP)」技術を採用したもの。これらは最大28Kバイトのフラッシュ・メモリと1.5KバイトのSRAMを搭載するほか、10ビットのADCと最大30チャネルのmTouch容量センサー・インタフェースを搭載する。また最大2チャネルずつのEUSART/I2C/SPIポートと、最大10チャネルのCapture Compare PWMを内蔵する。このPWMを利用することで、照明やモータ制御などのほか、温度測定なども可能となっている。

 XLPテクノロジにより、消費電流は稼動時でも50μA/MHz、待機時は20nAにすぎず、また電源は家電機器などで求められる5V単一電源に対応している。これにより、DVDプレイヤーや携帯電話、MP3プレイヤーといった民生機器やダッシュボード/計器/オンボードセンサーといった車載機器、洗濯機や冷蔵庫、TVリモコンなどの家電など、低価格性と省電力性が強く求められる用途に最適としている。

 今回の6製品は、他のPIC16シリーズ同様に、PICKit 3やMPLAB IDE、MPLAB ICD3、あるいはPM3 Universal Device Programmerなどを利用して開発が行えるほか、HI-TECH C Compilerでサポートされている・

 PIC16F(LF)1516/1518は28ピンのSOIC/SPDIP/SSOPパッケージで、PIC16F(LF)1517/1519は40/44ピンのPDIPと10mm×10mmのTQFP、及び5mm×5mmのUQFNパッケージで提供される。またPIC16F(LF)1526/1527は、64pinの9mm×9mm QFNと10mm×10mm TQFPパッケージでの提供となる。価格は28ピンパッケージ品の場合、ボリューム価格で0.68米ドル/個からとなっている。サンプル及び量産は、いずれも既にオーダー可能である。

■変更履歴
この記事の掲載当初、「消費電流は稼動時でも50mA/MHz」としていましたが、正しくは「消費電流は稼動時でも50μA/MHz」でした。お詫びして訂正します。記事は修正済みです。