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 台湾VIA Technologies, Inc.は、同社初のクアッドコアCPUとなる「VIA QuadCore Processor」を発表した(発表資料)。この製品は同社が既に発表したデュアルコアの「VIA Nano X2」プロセサのダイ二つをMCMの形でワンチップ化した製品となる。動作周波数は1.2GHzとされており、この動作周波数でTDPを27.5Wに抑えている。

 同社によれば、この製品は競合製品と比較して21%以上エネルギー効率が高いとしている。組み込み向けのみならず、デスクトップPCやノートPC、スモールフォームファクター、オールインワンタイプのPC、ミニサーバーまで広い範囲に最適な製品と主張する。

 QuadCoreは40nmプロセスで製造され、同社の「VIA Eden/C3/Nano E」シリーズとピン互換となる21mm×21mmのNanoBGA2パッケージで提供する。合計で4MバイトのL2キャッシュを利用可能とするほか、新たにAdaptive Overclockingと呼ばれる高速動作モードを搭載する。チップセットとは1333MHz駆動のVIA V4 Busで接続される。

 コアは64ビットモードに完全に対応しているほか、PadLockと呼ばれる(AESなどを含む)複数の暗号化標準対応のアクセラレータや、VIA VTと呼ばれるハードウエア仮想化機構などを搭載している、

 同社によれば量産開始は今年第3四半期を予定しているという。また、5月31日より開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2011でVIA QuadCoreのデモを行う予定である。