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 オランダNXP Semiconductors社は、米ペンシルバニア州フィラデルフィアで5月15日~19日にかけて開催された「LIGHTFAIR International」において、照明制御を行うための新しいコントローラIC「GreenChip」を発表した(発表資料)。このGreenChipは“Internet-enable”な点を特徴としており、同社は「すべての電球にIPアドレスを」と説明している。GreenChipは毎日利用される電球と同程度のコスト・サイズ・消費電力を実現できると説明している。またワイヤレスでのIP Connectivityを保持しており、待機時の消費電力は50mWに過ぎないとしている。

 GreenChipには、蛍光灯向けの「GreenChip iCFL」とLED照明向けの「GreenChip iSSL」の2種類がある。特徴としては
・どちらも高効率で輝度制御が可能である
・無負荷時の消費電力は10mWに過ぎない。またスタンバイ時の消費電力には、ユーザーあるいはネットワークからの通信の受信待機状態が含まれる
・IEEE802.15.4準拠の2.4GHz帯無線を搭載しており、送受信時の消費電流は17mA以下である
・NXPの「JenNet-IP」ネットワークスタックを搭載しており、これは省メモリフットプリントで6LoWPANをサポートする。これを利用することで500ノードを超えるツリー型のネットワークに接続することも、またIPv4/IPv6ネットワークに接続することも可能となる。JenNet-IPはまた128ビットのAES暗号化をサポートしており、2011年第4四半期にはオープンソースライセンスとして入手可能となる。

 北米における蛍光灯およびLEDライトの主要なメーカーであるTCPも、すでにこのGreenChipを製品に導入することを明らかにしている。GreenChipを利用したリファレンスデザインは、NXPよりすでに入手可能となっている。