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デモの様子
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USBドングル型のUWB無線機
USBドングル型のUWB無線機
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 上田日本無線は、2011年6月22~24日に東京ビッグサイトで開催している「メディカル テクノロジーEXPO」において、UWB(ultra wide band)通信技術を利用して超音波診断装置の診断画像を液晶モニターに伝送するデモを実演した。同社は今後、病院向けのシステム・インテグレーターなどに向けて、このようなシステムの提案を進めていく考えであるという。

 診断画像を無線で伝送することで、「ケーブルが不要になり、診察スペースの有効活用が可能になる」(上田日本無線)と見る。診断画像を読影するための液晶モニターを診断装置と無線接続するというコンセプトは、数多く出てきている。ただし、「現時点で実用化されている例はほとんどない」(同社)という。展示ブースでは、液晶モニターへの無線伝送の他に、プリンターに対して診断画像を無線で伝送し、印刷するデモも実施していた。

 UWBによる無線伝送は、上田日本無線が開発したUSBドングル型の無線機を利用する。これを、診断装置側と液晶モニター側にそれぞれ接続することで、無線伝送を実現する。伝送速度は、最大で480Mbps。面状のダイポール・アンテナを使用しているため、水平面無指向(垂直偏波時)で利用できるとする。

 このUWB無線機を利用することで、診断画像を液晶モニターやプリンターに伝送するだけでなく、例えば、フィットネス機器からインストラクターが持つ端末にデータを無線伝送するなど、医療/ヘルスケア分野でのさまざまな応用が見込めるとする。