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 米Applied Micro Circuits Corp.(AMCC)は、家庭向けのネットワーク機器に向けて、USB 3.0やPCI Express Gen2/SATA-IIなどのインターフェースを統合したSoC「APM86491」を発表した(発表資料)。APM86491は1.2GHzのPowerPC 465プロセサコアを搭載しており、家庭向けのNASやワイヤレスアクセスポイント、及びメディアゲートウェイといった用途に向けて投入される。消費電力は2.5W以下であり、また業界としては初めてUSB 3.0ポートを2つ内蔵するほか、PCI Express Gen2ポートとSATA-IIポート、及び10/100/1000BASE-T Ethernetをそれぞれ2つづつ搭載する。またIEEE802.11nに加えてIEEE802.11acのサポートも予定している。

 このクラスの製品としては初めてハードウエアベースのQueue Manager/Traffic Manager(QM/TM)が搭載されたほか、TCPオフローディングやハードウェアNAT、セキュリティアクセラレータといった機能も用意されている。搭載されるPowerPC 465は2命令同時実行のアウトオブオーダ構成で、32Kバイトの命令/データキャッシュと256KバイトのL2キャッシュを搭載するほか、オプション構成でオンチップのIPSEC/SSLアクセラレータを利用することも可能である。TDPは2.5Wであるが、内蔵する電源制御回路により、待機時の消費電力は200mW未満に抑えられている。また外部に16/32ビットのDDR3メモリを接続する事が可能で、ECCプロテクションも提供される。これらのほか、標準的なインターフェースとしてUART×4とSDIO×2、リアルタイムクロックが内蔵される。OSとしてはAndroid OSを移植予定とのことで、これをNOR Flash/NAND Flash/SATA-IIポートからロードすることをサポートする。

 パッケージは19mm×19mmのBGAで、今年第3四半期から量産を開始予定。大量出荷時の価格は20米ドル以下になる予定。