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サンブリッジ 代表取締役会長のAllen Miner氏
サンブリッジ 代表取締役会長のAllen Miner氏
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 ベンチャー・キャピタルのサンブリッジは、日本のベンチャー企業の支援事業「Global Venture Habitat」を本格化させる。2011年6月にシード段階のベンチャー企業に投資する1億円規模のファンド「サンブリッジ・スタートアップスLLP」を立ち上げたほか、日本の有望な起業家をシリコンバレーの投資家に紹介したり、米国のメディアに事業内容をプレゼンテーションしたりできるイベント「jANNOVATION Week」を2011年8月から開始する。また、国内の若手起業家とエンジェル(プロの個人投資家)とを結びつけるイベント「Innovation Weekend」を2011年5月から定期的に開催している。

 サンブリッジは、日本オラクルの初代代表を務めたAllen Miner氏が立ち上げた企業で、IT/ネット分野の企業への投資・支援を得意としている。これまでの投資先としては、セールスフォース・ドットコム、ジー・モード、マクロミル、ガイアックス、アイティメディアなどがある。

シリコンバレーのメディアにリークしないとダメ

 Miner氏は「日本の起業家の実力は、個人レベルでは米国シリコンバレーと変わらない。足りないのは、世界へのアピール力だ」と語った。「日本のメディアには失礼な言い方だが、日本語で書かれたメディアに『面白いベンチャー企業がある』という記事が出ても、残念ながら世界レベルでは誰も見ていない。ベンチャーでは技術面も大事だが、誰に面白いと思わせるかが非常に重要。日本のベンチャーも事業の初期段階から、ベンチャーの本場であるシリコンバレーのメディアに積極的にリークするように姿勢を変える必要がある」(Miner氏)と強調した。

 サンブリッジは過去に、シリコンバレーで開催されているベンチャー企業向けのビジネス・コンテスト「iEXPO」に日本のベンチャー企業を招聘したことがあり、それら企業が「Innovation Award Winners」を受賞したという実績がある。ネットオフ、パンカク、モルフォ、フィジオスといった企業をiEXPOに出場させ、実際に彼らは同賞を受賞した。今回の支援事業も、こうした流れの延長にある。