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 米Microchip Technology Inc., は、60MIPSの演算性能を持つ「dsPIC33 DSC(Digital Signal Controller)」と「PIC24 MCU」を発表した(発表資料)。今回発表されたdsPIC33EとPIC24Eシリーズは、最大536Kバイトのフラッシュ・メモリと52KバイトのSRAMを搭載し、USB 2.0 OTGのインタフェースを搭載する。既存のdsPIC33F及びPIC24H/PIC24Fとのソフトウエア互換性が保たれており、更に新たに独立したPWMモードがサポートされている。こうした特徴により、従来dsPIC33/PIC24シリーズが利用されてきたモータ制御やグラフィック/オーディオ/各種リアルタイム制御などを、より高精度/高性能に実行できるという。

 今回リリースされる9種類の新製品には、更に4つのSPI/UART I/Fと2つのI2Cインターフェースが搭載される。また追加のフラッシュモジュールを利用することも可能で、これにより処理中のCPUに負担を掛けることなく、フラッシュの内容消去や再プログラミングを行うことも可能としている。またDMA処理やデバッグ能力も改善されている。またタイマーも改善されている。

 Microchipはこれと同時に、dsPIC33E USBスタータ・キット(65米ドル)とPIC24E USBスタータ・キット(65米ドル)を発表した。また5種類のPIM(Plug-In Module)も発表し、これは同社のマルチメディア拡張ボードやモータ制御開発キット、Exploler 16開発プラットフォームなどと併用可能である。このPIMに関しては4種類は同日発売開始であるが、dsPIC33E Dual Motor Control PIMのみ7月中に発売開始予定とされている。

 30種類のライブラリ及びアプリケーションノートも公開され、これにはスピーチ/オーディオ、暗号化/復号化、通信/モータ制御などが含まれている。

 dsPIC33E及びPIC24Eは64ピンのQFN/TQFP、100/144ピンのTQFP、121ピンのBGA、及び144ピンのLQFPの各パッケージで提供される。価格は1万個あたりで4.98米ドルからとなっている。