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病院版スマートグリッドを提唱
病院版スマートグリッドを提唱
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スーパーコンフォタブル病院の実現を支援するとアピール
スーパーコンフォタブル病院の実現を支援するとアピール
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 2011年7月13~15日に東京ビッグサイトで開催中の「国際モダンホスピタルショウ2011」の出展者プレゼンテーションセミナーにおいて、東芝と東芝メディカルシステムズが合同で講演した。講演タイトルは「東芝が考える新しい街づくりとスマートホスピタル」。東芝 スマートコミュニティ事業統括部 主幹の中川和明氏が登壇し、東芝の総合力によって実現可能な新たな病院像について示した。

 中川氏は、東芝グループの製品や技術を活用することで実現できるとする新たな病院像「スマートホスピタル」とは、次の3点を目指した病院であると位置付けた。すなわち、(1)災害などで業務が止まらない病院、(2)経営資源を医療に集中できる病院、(3)患者に選ばれる病院、である。

 (1)の災害などで業務が止まらない病院は、東芝のエネルギー技術を結集した“病院版スマートグリッド”の実現によって構築できるとした。具体的には、コジェネレーション発電装置や太陽光発電装置、大型蓄電装置などを組み合わせることで、大規模災害時などでも状況に応じた電力供給が可能なシステムが実現するという。これにより、手術室や画像診断装置、透析装置、情報システムなどの電力が途絶えず、業務を継続できる病院になるとした。

 (2)の経営資源を医療に集中できる病院は、医療そのものには直接関係しない、病院経営のランニング・コストの最小化の追求によって実現できると位置付けた。そのために、東芝グループがサポートできるのは、電源や給湯、空調、照明、昇降機などの設備管理を一括代行することだとした。また、これらの設備の運転や保守、省エネ管理や遠隔監視なども併せて提供できるとアピールした。

 (3)の患者に選ばれる病院は、安全で安心できるセキュリティ環境や快適な照明/空調環境の導入によって実現できるとした。東芝はこうした病院を「スーパーコンフォタブル病院」と名付け、幾つかの同社の提案例を示した。例えば、同社グループの入退室管理システムや生体認証システム、人物検知技術などを活用することで、セキュリティ重視の病院が構築できるとした。