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寄贈するリン酸型燃料電池「FP-100i」
寄贈するリン酸型燃料電池「FP-100i」
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 富士電機は、同社製のリン酸型燃料電池(PAFC)「FP-100i」を東北福祉大学に寄贈する(ニュースリリース)。同大学では都市ガスを使って発電し、併設の介護老人福祉施設に供給している。今回のPAFCは、そこでの発電に活用されるという。

 東北福祉大学では、都市ガスを使って100kWの電気を発生させるとともに、発電時の熱によって湯を沸かし、併設された24時間運営の介護老人福祉施設に供給している。同大学がある仙台市の都市ガスは東日本大震災でも供給を継続していたことから、高い信頼性が要求される医療介護施設などに安定的に電力を供給できるとみられている。

 富士電機は2011年1~3月に山形市でFP-100iの実証試験を行い、運転性能に問題がないことを確認。新エネルギ供給システムとして国や地方自治体に向けて訴求していた(Tech-On!の関連記事)。

 FP-100iを含む発電システムの価格は約1億円。今回の寄贈によって富士電機が行う東日本大震災関連の支援額は、既に表明していた義援金(1億円)と併せて約2億円相当になるという。