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 無線LAN用ICメーカーである米Redpine Signals社は、「IEEE802.11n」の後継となる次世代無線LAN規格「IEEE802.11ac」に準拠した無線ICの開発を進めていることを明らかにした。

 Redpine Signals社のChairman兼CEOであるVenkat Mattela氏が述べたもの。11acは、システム当たりの実効スループットで1Gビット/秒を実現することを狙った次世代無線LAN規格。Mattela氏によれば、「既に開発は佳境を迎えている。大手モバイル機器メーカーとの間で、無線回路技術をライセンス供与する話も進んでいる」(同氏)という。大手半導体メーカーが本格的に手掛けてくる前に、少しでも早くICを用意し、ビジネスを進めていきたいという狙いを示した。

 11acは現在、米IEEE802.11委員会で標準化作業中である。既にドラフト仕様が出ているものの、作業部会において細かい修正作業が続いており、正式な標準仕様の確定までには、まだ1年以上かかるとみられている。こうした中、Redpine社は現行のドラフト仕様の一部を独自解釈しながら、送受信ICの開発を先行して進めているという。

 Redpine社は、米国カリフォルニア州シリコンバレー地域のベンチャー企業で、11a/b/g/n規格の無線LAN用送受信ICおよびモジュールの開発を手掛けている。国内では、ウィビコムやPALTEKなどと代理店契約を締結している(ウィビコムのホームページPALTEKのホームページ)。