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 米Atmel社は、英ARM Ltd.のCPUコア「ARM926」をベースとしたMCU「SAM9シリーズ」に、DDR2サポートと複数のコネクティビティ、及びLCD表示を拡張した新製品を追加した(発表資料)。

 今回発表した「SAM9G15」、「SAM9G25」、「SAM9G35」、「SAM9X25」及び「SAM9X35」は、いずれも既存のSAM9シリーズをベースとしながら、より高速なメモリアクセスが必要なアプリケーション向けにDDR2 SDRAMのサポートを追加した。またNAND Flashは24ビットECCに対応している。コネクティビティについては10/100BASE-T EthernetとCANをそれぞれ二つ、USBを3ポート装備している。またConexantと共同で、今回発表したSAM9にソフトモデムを搭載可能としており、これは更に部品コストの節約に効果的としている。

 今回発表の5製品は、いずれも最大400MHzで駆動し、コア及び周辺回路での合計消費電力は、最大性能時でも100mW以内としている。また今回の5製品には、新たにハードウエアアクセラレーション機能を搭載したLCDコントローラを内蔵しており、オーバーレイ/アルファブレンディング/スケーリング/ローテーション/色変換といった機能をCPUの負荷を掛けずに実行可能である。

 同社はこの新製品を産業用あるいは建物管理、HVAC(空調管理)、POSターミナル、プリンタ/メディカル機器、スマートグリッド、HMI/M2Mといった幅広い用途向けに提案してゆくとしている。いずれの製品も既に量産開始しており、0.8mmボールピッチの217ball BGAパッケージで提供される。SAM9G25は更に、0.5mmボールピッチの247ball BGAパッケージも用意される。価格は1000個の場合で6.10米ドルからとなっている。