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図1 日産自動車のEV「リーフ」には、電力を住宅へ供給することが可能なV2H(Vehicle to Home)機能を搭載
図1 日産自動車のEV「リーフ」には、電力を住宅へ供給することが可能なV2H(Vehicle to Home)機能を搭載
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図2 JX日鉱日石エネルギーの固体酸化物型燃料電池(SOFC)は内部を公開した
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 日産自動車とJX日鉱日石エネルギーは、電気自動車(EV)や家庭用燃料電池などを用い、「家とクルマの新しいエネルギー提案」に向けた共同実証試験を実施すると発表した。幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2011」では、実証試験に利用する日産自動車のEV「リーフ」や、JX日鉱日石エネルギーの固体酸化物型燃料電池(SOFC)を用いた家庭用燃料電池などを展示してアピールした(図1、2)。

 同実証実験は、EVと家庭用燃料電池を組み合わせることで、クルマと家の全体でのエネルギーの低炭素化を目指すもので、JX日鉱日石エネルギーが住宅向けエネルギー機器の実証試験を進めている「ENEOS創エネハウス」(横浜市港北区)で、2012年に開始する予定。

 具体的には、家庭の消費電力が少ない時間帯には家庭用燃料電池で発電した電力でEVを充電し、家庭での消費電力を燃料電池では賄えない時間帯には、EVから家庭に電力供給することで、家庭用燃料電池の稼働率向上について検証する。

 この他、運転に必要な電力の不足を回避するため「EV急速充電ステーション」を利用する。そこでの電力供給の一部に太陽光発電を用いることで、クルマと家のエネルギーの更なる低炭素化を実証するという。