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 米Atmelは、AES-128対応のイモビライザ・プロトコル・スタックを内蔵した超省電力のMCU「ATA5790N」を発表した(発表資料)。ATA5970はLFイモビライザーと3D LFレシーバーを5mm×7mmのパッケージに収めたもので、同社の「ATA5830 RFトランスミッター」と組み合わせることで、パッシブ方式の単方向/双方向キーレスエントリを構成できる。

 ATA5790Nは16Kバイトのフラッシュ・メモリと2KバイトのEEPROMを内蔵しており、フラッシュ・メモリのうち2Kバイトはイモビライザのプロトコル・スタックに利用される。CPUコアには、様々なイモビライザ・プロトコルに対応した専用ハードウエア・アクセラレータが搭載されており、消費電力を増やすことなく様々なプロトコルを利用可能である。ATA5790Nの消費電流は、受信待機時で4.5μAにすぎず、これはキーレスエントリの電池寿命の延長に役立つ。

 内蔵するAES-128の暗号化エンジンはAtmelの提供するプロトコル・スタックと組み合わせることで最大限の安全性と迅速な認証を可能とする。またこのプロトコル・スタックは、他の半導体ベンダーが提供するものと相互運用性を確保できるオープンソース・ベースのものとなっている。

 ATA5790Nは既にサンプル出荷を開始しており、1万個発注時の価格は1.80米ドルとなっている。アプリケーション開発には、標準的なAVR開発ツールチェインがそのまま利用できる。加えて、リモート・キーレスエントリ開発キット(ATAPMxxxx)が様々なドーターボードと一緒に利用可能である。