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 フランスAlcatel-Lucent社は、動画通信を強化した一般消費者向け仮想会議技術を公開した(発表資料)。同社はこの技術を「4G Consumer Communications Solution」と呼ぶ。4G Consumer Communications Solutionの狙いは、ユーザー同士の端末やソフトウエアに依存しない仮想動画会議環境を実現すること。「音声と違い、動画通信環境は今、分断されている状況だ。音声通信と同じように、ユーザーが簡単に動画通信できるようにさせたい」(同社、Advanced Communications Solution、PresidentのSandip Mukerjee氏)。

 基本的に、4G Consumer Communications Solutionは通信事業者向けのネットワーク側と端末側のソフトウエア技術で構成されるシステムである。ネットワーク側のソフトウエアはIMS(IP multimedia subsystem)に対応している。「今まで、IMSは主にPSTN(public switched telephone network)技術の置き換えなどに利用されてきた。我々は、これ以外の用途に拡大したい」(Mukerjee氏)。

 Alcatel-Lucent社は、このネットワーク側のソフトウエアのAPIを公開する。これにより、消費者が利用しているインターネット仮想会議のソフトウエアに対し、通信事業者側で対応ができるようになるという。こうしたAPIを利用すれば、例えばあるユーザーは携帯電話機上にA社の仮想会議ソフトウエアを利用し、他のユーザーがインターネット接続テレビのB社の仮想会議ソフトウエアを使ってお互いに通信ができる環境を開発できる。Alcatel-Lucent社は、ブラウザ内で動作するFlash対応の端末側の仮想会議ソフトウエアも用意している。ユーザーが利用する通信事業者のネットワークがIMSに対応しているなら、異なる通信事業者の無線や有線ネットワークにも利用できるという。

 現在、4G Consumer Communications Solutionは販売中である