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「PN-XERO」の制御システムと稼働状態を示した画面
「PN-XERO」の制御システムと稼働状態を示した画面
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 省電力装置の企画および開発を手掛けるパルコスモと,同社製品の販売窓口を務める日立コンシューマ・マーケティングはパシフィコ横浜で開催中の「電力マネジメント 2011」(2011年10月26日~28日)に出展。両者が共同で展開している電力管理システム「PN-XERO」を紹介した。

 PN-XEROは,オフィスや店舗に設置されているエアコン,照明,冷凍機などを統合制御するシステムである。コントローラやインタフェースなどから成るハードウエアと,制御ソフトウエアで構成されている。事前に設置場所の電力消費状況を調査。この結果を基にシミュレーションによって最適なシステムを構築して提供する。「PN-XEROを既存の設備に追加することで,5~15%の電力を削減できる」(日立コンシューマ・マーケティング 環境ビジネス推進本部 営業推進部 主任の工藤拓也)。

 同システムの特長は同社独自の工夫を随所に凝らした制御アルゴリズムにある。例えば,空調機の制御では,室内に温度センサを設置して実際の環境を把握したうえで,一段ときめ細かい温度制御を実施する。個々の空調機の稼働時間を監視し,故障や無駄なエネルギー消費につながる空調機の断続なオン/オフを避ける仕組みも盛り込まれている。すでに大型店舗,工場,倉庫,病院,オフィス・ビルなど全国800施設で同システムが稼働していると言う。

 PN-XEROは,6台以上の空調室外機を使い,床面積600m2以上,月間電力使用量が2万5000kWh以上,毎月支払う電気料金が約60万円以上といった条件の施設を対象にしている。このほかに,空調室外機が4台までの小規模な施設に向けたシステム「PN-mXERO」も用意している。