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常務執行役 経理部長の吉松裕規氏
常務執行役 経理部長の吉松裕規氏
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 三菱電機が2011年10月31日に発表した2011年度上期(2011年4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比2%増の1兆7435億円、営業利益が同1%増の1136億円と増収増益だった(決算概要のPDFファイル)。「東日本大震災や過度の円高、製品価格の下落などで厳しい経営環境だったが、サプライ・チェーンの復旧が速く進んだことやアジア市場での需要が拡大したことで、業績が予想以上に改善した」(同社 常務執行役 経理部長の吉松裕規氏)。

 「重電システム」「産業メカトロニクス」「情報通信システム」「電子デバイス」「家庭電器」の5セグメントとも黒字だった。重電システムは売上高4387億円(前年同期比0%減)で営業利益285億円(同39億円減)、産業メカトロニクスは売上高4876億円(同9%増)で営業利益565億円(同54億円増)、情報通信システムは売上高2166億円(同1%減)で営業利益42億円(同28億円減)、電子デバイスは売上高1043億円(同21%増)で営業利益60億円(同30億円増)、家庭電器は売上高4603億円(同1%減)で営業利益237億円(同28億円減)だった。

 2011年度通期(2011年4月~2012年3月)の連結業績は、売上高が前年度比2%増の3兆7300億円、営業利益が前年度比3%増の2400億円を見込む。円高の定着や世界経済の減速懸念などを背景に、売上高を前回(2011年7月29日)予想値から600億円下方修正した。経営改善策の強化により利益は前回予想値を確保できるとして、営業利益および税引き前純利益は前回予想を据え置いた。