PR

 米Atmel Corp.は、8ビットのマイクロコントローラ「AVR XMEGA」シリーズにLCD向けの「AVR XMEGA B」シリーズを追加した(発表資料)。LCDディスプレイの表示に必要な機能をすべて内蔵しており、また新たにSWAPモードと呼ぶ配線の入れ替え機能も搭載している。これによりハードウエア設計者のデザイン負荷を減らすことが可能と説明する。

 AVR XMEGA Bシリーズは、低消費電力化を図る「picoPower技術」も搭載しており、省電力性に優れている。同社の既存の「megaAVR LCDコントローラ」と比較した場合、消費電力は1/3になるとしており、スリープモードにおける消費電力は3μAに過ぎない。内蔵するLCDコントローラは最大で4×40(100ピンパッケージ)もしくは4×25(64ピンパッケージ)のセグメントLCDをサポートする。もしLCDを必要としない場合、LCD用のピンのうち16本を汎用I/Oピンとして利用することも可能である。

 AVR XMEGA Bシリーズは、従来のAVR XMEGAファミリー同様にUSBや12ビットの高精度アナログなどを搭載する。既に量産を開始しており、64ピン及び100ピンのTQFPパッケージで提供され、10000個発注時の価格は「ATxmega64B1」が2.90米ドル、「ATxmega128B1」が3.10米ドル、「ATxmega64B3」が2.70米ドル、「ATxmega128B3」が2.90米ドルとなっている。

 また「XMEGA-B1 Xplained評価キット」も$29で提供される。このキットはLCDとUSBを含む、AVR XMEGA Bシリーズのリファレンスデザインとなっており、提供されるソフトウエアはAtmelの「AVR Software Framework」と「Atmel AVR Studio」で利用できる。また簡単に再プログラミングも可能だ。