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建設機械用油圧機器を製造する川崎重工の中国の新工場
建設機械用油圧機器を製造する川崎重工の中国の新工場
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 川崎重工業は、中国の製造拠点である川崎精密機械(蘇州)公司において、建設機械用油圧機器を製造する新工場を建設し、生産を開始したと発表した(ニュースリリース)。

 新工場は、川崎重工の西神戸工場(神戸市)からコアパーツの供給を受けて油圧機器を組み立てる。敷地面積4万1500m2、建屋面積1万3500m2で、従業員は約160人。旧工場から油圧機器の生産ラインを移設するとともに、能力増強のために新設備も導入した。これによって生産能力は従来の約2倍の年産11万台となる。

 川崎精密機械(蘇州)公司は、川崎重工が中国の油圧機器事業強化のために2005年12月に設立した100%出資の子会社で、中国国内の油圧ショベルメーカーに油圧機器を供給している。新工場の稼働によって、中国市場における建設機械用油圧ポンプ・モータの需要増大に対応する。

 同社によると、中国の建設機械メーカーはインフラ需要の急増を受け、特に油圧ショベルの増産を図っており、建設機械用油圧機器の需要も拡大基調にあるという。中国の油圧ショベル市場は世界最大規模に達しているが、今後も旺盛なインフラ整備需要を受けて中長期的に市場拡大が期待されている。