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交流会の冒頭、個別交流会の意義を語る湖北省経済・信息(情報)化委員会の王成祥処長
交流会の冒頭、個別交流会の意義を語る湖北省経済・信息(情報)化委員会の王成祥処長
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交流会の中国側参加者を束ねた湖北省経済・信息(情報)化委員会の曾健雄処長
交流会の中国側参加者を束ねた湖北省経済・信息(情報)化委員会の曾健雄処長
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交流会では冒頭、名刺交換だけでなく、いきなり活発な情報交換、意見交換が交わされた。
交流会では冒頭、名刺交換だけでなく、いきなり活発な情報交換、意見交換が交わされた。
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中日双方が円卓を囲む形で繰り広げられた交流会では、双方の関係者が詳しい事業内容を説明した。
中日双方が円卓を囲む形で繰り広げられた交流会では、双方の関係者が詳しい事業内容を説明した。
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 10月27日、湖北省は湖北省人民政府の商務庁、経済・情報化委員会など各部門と、武漢市、襄陽市、宜昌市、荊州市、潜江市、孝感市など地方政府・企業関係者による総勢100名の代表団を引き連れて大規模な投資誘致説明会を東京で開催した。今回の来日の目的は、武漢新港、東湖開発区「日本科技園」、武漢沌口開発区「日本産業園」、呉家山経済開発区「日本自動車部品産業園」への投資誘致と、2011中国武漢国際精品博覧会への招致だ。

 だが、今回の湖北省訪日で注目を集めたのは、ターゲットをセグメントして開いたもう一つの説明会だ。第12次五カ年計画の初年を迎えた今年、中国の省人民政府、市政府による投資誘致説明会が活発に繰り広げられている。それとともに、さらに分野を特定した企業マッチングのニーズも出てきた。こうした背景を受け、今回の大規模誘致説明会に先立つ26日に、湖北省経済・信息化委員会が通信という個別分野に絞ったユニークな交流会を開催した。

 中国側は湖北省経済・信息(情報)化委員会の曾健雄処長と王成祥処長を筆頭に、烽火通信科技股份有限公司や武漢新芯集成電路製造有限公司などの企業6社を選抜し、日本側は10社が参加した。

 円卓を囲む形でセッティングされた交流会は、いきなり個別の名刺交換から始まった。その場で自社の紹介をしたり、具体的な製品の話にまで及ぶ場面も見られた。これは大規模な説明会では見られない光景だ。その後、円卓に場を移し、改めて中日双方の企業説明と求める技術、提供できる技術・サービスの説明が繰り広げられた。

 今回の交流会に参加した日本側の担当者は、「組立加工型の生産管理システムをまるごと提供するより、日本の製造業のノウハウが詰まったSAS(Software As a Service)のように必要な機能を選択して提供する形のほうが、WIN-WINの関係を築きやすい」と語り、今回のこうした小規模な個別交流会という形式のおかげで、細かなニュアンスも含め、意思疎通がスムーズに図れたという。

 今後も大規模な投資誘致説明会の別動隊としての個別交流会というのが中日産業交流のトレンドになっていきそうだ。