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インド・バンガロールのISLに設置した太陽電池群。バンガロールは年間の日照時間が長く、太陽光発電システムの設備利用率は19%以上(日本は12%)と高い。
インド・バンガロールのISLに設置した太陽電池群。バンガロールは年間の日照時間が長く、太陽光発電システムの設備利用率は19%以上(日本は12%)と高い。
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 米IBM社は2011年11月3日、新興国のデータセンターや工場など向けに、太陽光発電システムを含む電源システムの提供を開始すると発表した。

 この電源システムは、太陽光発電システム、高電圧の直流給電技術、そしてサーバー機の水冷システムを組み合わせてパッケージ化したもの。同社によれば、従来の交流電源と空冷システムから、直流給電と水冷システムに変更すると、AC-DC変換が不要になるといったことから、データセンターの消費電力は10%低減するという。

 IBM社は、太陽光発電システムにも独自の電源制御技術などを加え、産業用途に最も適した設計にしたとする。

 これらのシステムの提供先としてIBM社が主にターゲットにするのは、電力が不足がちな新興国のデータセンター。現在、同社のインド・バンガロールにあるIndia Software Lab(ISL)の屋上にこの太陽光発電システム50kW分を設置し、ISL内のデータセンターの必要電力の約20%を賄っている。