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 東芝は、豊田通商と韓国の現代エンジニアリングと共に、ケニア電力公社から同国のオルカリア1号地熱発電所および4号地熱発電所の建設プロジェクトを受注した(ニュースリリース)。東芝の地熱事業としては、初のアフリカでの受注となるという。

 同プロジェクトは、豊田通商と現代エンジニアリングが地熱発電設備と土木据え付け工事をケニア電力公社から共同で一括受注したもの。その上で、現代エンジニアリングが東芝に対して、主要機器である7万kWの地熱蒸気タービン・発電機を4セット発注した。東芝による設備納入は2013年春以降で、2014年4月の運転開始を予定している。

 同プロジェクトは、ケニアの首都ナイロビから北西約100kmに位置するオルカリア地域に発電容量14万kWの地熱発電所を2施設を建設し、合計出力28万kWの電力を供給するもの。これは、現在の同国の総発電設備容量の約25%に相当する。なお、1号発電所の建設資金は、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款によって支援される。

 地熱発電は、地下深部に掘削した坑井から噴出する天然蒸気を利用し、タービンを回して発電するため、二酸化炭素の排出が少ない再生可能エネルギと位置付けられている。東芝は、日本や北米、東南アジア、アイスランドなど世界各国に52台、約280万kWの発電設備を納入した実績があるという。