PR

 米Microchip Technology Inc.,は、同社の32ビット・マイコン「PIC32」に-40℃~105℃の動作温度範囲を持つ新シリーズ「V-Temp MCU」を加えたと発表した(発表資料)。産業/医療/車載/再生可能エネルギーなどの幅広い範囲で、より堅牢性が必要とされるアプリケーションに最適と言う。

 V-Temp MCUは既存のPIC32と同じ構成となっており、最大128KバイトのRAMをフルに利用しながら、同時にEthernet/USB/CANを動作させることが可能である。またオンチップEthernetやIndustrial CAN、USBモジュールはDMA転送をサポートしている。

 PIC32 V-Tempシリーズの評価は、既存のPIC32 MCU向けのToolがそのまま利用できる。これには低コストのスターターキットから、全機能を搭載した評価ボード、PICtailドーターボードやプラグインモジュール、デバッガやMPLAB IDE/MPLAB Cなどが含まれる。

 V-TempのPIC32MX3/4/5/6/7 MCUは64ピンのQFN/TQFPパッケージのほか、100ピンのTQFP、121ピンのTFBGAでも提供される。価格は1万個発注時で1個あたり3.10米ドルからとなっている。また既に出荷されているPIC32 MX1/2 MCUについてもV-Temp対応製品が予定されており、年末に28ピンのQFN/SOIC/SSOPと44ピンのQFN/TQFP/TLAパッケージで提供予定である。

 現在はサンプル出荷が開始されており、また量産製品のオーダーも可能である。