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図1◎連結決算
図1◎連結決算
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図2◎連結販売台数
図2◎連結販売台数
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 トヨタ自動車は2011年11月8日、2011年度上半期(2011年4月~9月)の中間決算を発表した。それによると、連結での売上高は前年同期比17.2%減の8兆159億円で、営業利益は326億円の赤字、税金など調整前純利益は14億円の赤字となった。

 6カ月間の販売台数は、302.6万台と前年同期比で68.9万台減少した。東日本大震災の影響で、国内が28.8万台減ったほか、北米も35.2万台減少。唯一、日本以外のアジアが4万台増加した。

 減益要因は震災による生産停止による販売台数減が2200億円、為替の影響が1300億円などで、原価低減による500億円の改善効果はあったものの、前年同期と比べると営業利益は3557億円減っている。

 トヨタ副社長の小澤哲氏は、「7~9月期には、大震災からの回復に加えて、生産の挽回に入ることができた。関係者の努力に深く感謝する。生産の正常化は当初見込みより2カ月早い9月にできた。これによって4~6月期に76万台の生産ロスがあったのに対し、7~9月期は12万台の上乗せをできた。これは大きな喜びだ。しかし、円高の進行は、こうした生産の挽回、原価低減による効果を相殺し、326億円の営業赤字になったことは残念だ」と語った。

 なお、タイの洪水の影響を現在精査している段階であり、2011年度通期の業績見通しについては公表を見送った。11月12日までにおいて世界における減産台数は、15万台に及ぶという。