PR
HomePlug1.0に準拠した産業機器向け電力線通信トランシーバIC
HomePlug1.0に準拠した産業機器向け電力線通信トランシーバIC
[画像のクリックで拡大表示]

 米Maxim Integrated Products, Inc.は,電力線を利用した家庭内ネットワーク規格「HomePlug1.0」に準拠した電力線通信トランシーバIC「MAX2982」を発売した。HomPlug1.0に準拠するが,一般住宅向けではない。耐雑音特性を高め,動作温度範囲を広げることでなどで,HomePlug1.0を産業用途や商業用途でも利用可能にするものだ。例えば,「ロバスト・モード」を利用すれば,SN比が-1dBという雑音が大きな環境でもデータ伝送が可能とする。SN比が-2dBの環境では,500kビット/秒のデータ伝送速度が得られる。動作温度範囲は-40~+105℃を確保した。車載向け部品の信頼性規格である「AEC-Q100 Rev-G」の認定を取得した。産業用オートメーション機器や,モーター制御機器,遠隔監視/制御機器,ビル・オートメーション機器,産業用LAN機器などに向ける。

 メディア・アクセス制御(MAC)層回路と物理(PHY)層回路を集積した。データ伝送速度は最大14Mビット/秒。応答時間は333μsである。利用する周波数帯域は4.49M~20.7MHz。512個のアドレスに対応したブリッジ・テーブルを搭載した。つまり,最大で512個のHomePlug対応モデルの記録や監視,制御が実行できる。56ビット長のDES/3DES暗号化アルゴリズムに対応する。狭帯域の雑音を除去する回路を搭載した。

 周辺機能とのインタフェースとして,UART,イーサネット,MII/RMII,USB1.1,24本の汎用入出力(GPIO)などを備える。パッケージは128端子LQFP。2万5000個購入時の米国での参考単価は12米ドルである。