PR
図 家庭用ゲートウエイ機器に求められるソフトウエア一式を、他社製のものも含めて動作検証した上で提供する
図 家庭用ゲートウエイ機器に求められるソフトウエア一式を、他社製のものも含めて動作検証した上で提供する
[画像のクリックで拡大表示]

 米Wind River Systems社は、家庭用ゲートウエイ機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Wind River Platform for Gateways」を発表した(発表資料)。住友電工ネットワークスが最初の顧客として、Wind River Platform for Gatewaysを採用したゲートウエイ機器を開発しているという。

 Wind River Platform for Gatewaysは、Wind River社のLinux OSと、ゲートウエイ機器に必要な通信プロトコル・スタックなどの基本ミドルウエアを組み合わせたもの。ソフトウエア一式を事前に統合し、動作を検証することで、顧客企業の製品開発期間を短縮するのが狙いである。

 採用したLinuxカーネルは2.6.34+。gccやgdbなどのツールチェーン、Eclipseを使った統合開発環境「Wind River Workbench」と組み合わせて提供していく。米Mindspeed社および米Cavium Networks社の家庭用ゲートウエイ機器向けSoCに対応済みという。

 Wind River Platform for Gatewaysと組み合わせて利用する他社製のソフトウエアの動作も事前に検証した。これまでWind River社は、通信機器や医療機器といった応用分野ごとにLinuxプラットフォームを提供してきたが、自社が持つソフトウエアの提供にとどまっていた。今回のWind River Platform for Gatewaysでは他社製のソフトウエアとして、デジオンのDLNA対応ホームネットワーク機器開発用キット「DiXiM Home Network SDK」、米Works Systems社による家庭内機器の遠隔管理ソフトウエア、米Skelmir社のJavaアプリケーション実行用仮想マシン「CEE-J VM」、スウェーデンMakewave社のOSGiミドルウエアなどの動作を検証し、それらを組み合わせて提供する形態を選んだ。