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手前の小型のカメラが医療分野向けのXYZカメラ。左側のCCUと接続している。大きいカメラは従来の産業分野向けのもの
手前の小型のカメラが医療分野向けのXYZカメラ。左側のCCUと接続している。大きいカメラは従来の産業分野向けのもの
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 池上通信機は、2011年11月16~19日にドイツ・デュッセルドルフで開催中の「MEDICA 2011」で、遠隔医療など医療分野での利用を想定した「XYZカメラ」を初めて披露した。同カメラは、XYZ(3刺激値)方式のカラー・フィルタを用いたもので、対象物の色を忠実に撮影できる方式として知られる。

 これまで同社は、商業印刷分野などの産業用にXYZカメラを実用化していた。しかし、遠隔医療などの医療分野でもXYZカメラを使いたいという声が挙がっていたことから、今回の展示に至ったという。展示の反応を踏まえ、早ければ2012年の発売を目指す。

 医療分野向けに従来から同社が提供している「CCU」(カメラ・コントロール・ユニット)と接続できるようにしたのが特徴である。CCUを保有している医療機関は、撮像部のみを変えるだけで良いという。

 CCUに画像処理の機能が搭載されていることから、画像処理機能も内蔵していた従来の産業用のXYZカメラに比べると小型である。画素数は2048×1536(QXGA)または1920×1080(フルHD)。フレーム・レートは、QXGA撮影時は15フレーム/秒、フルHD撮影時は30フレーム/秒である。