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図●日本電気計測器工業会(JEMIMA)放射線委員会のブース。ハンディ型の測定器を数多く展示(食品の測定にはもっと大型の装置が必要)。
図●日本電気計測器工業会(JEMIMA)放射線委員会のブース。ハンディ型の測定器を数多く展示(食品の測定にはもっと大型の装置が必要)。
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 「計測展2011TOKYO」(2011年11月16~18日、東京ビッグサイト)で、主催者である日本電気計測器工業会(JEMIMA)の放射線委員会の展示ブースが、個人の一般参加者の高い関心を集めた。同ブースはさまざまなメーカーがハンディ型の計測器を持ち寄って展示。同月18日朝にNHKがテレビ番組「おはよう日本」の中で紹介したことが大きな理由と考えられる。

 同ブースの展示目的の1つは、自然界には微量ながら放射線が通常に存在し、ゼロではないことを示すというもの。福島第一原発の事故と無関係な湯の花、御影石、乾燥コンブなどのサンプル(微量な放射性カリウムやラジウムを含む)も展示し、来場者が装置で線量を実測することもできた。

 計測展は、計測・制御関連の技術者を対象とした展示会で、そうではない個人が参加することは珍しい。今回は放射線計測に対する社会的な関心の高まりが現れたものと見られる。個人の立場での来場者からの質問としては「食品は測定できるのか」「計測器によって測定結果に少し差があるが大丈夫か」といったものが多かった他、海外メーカー製の測定装置を持参して値を確かめる来場者もあったという。