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Wireless Health Pavilionの様子
Wireless Health Pavilionの様子
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Zephyr Technology社の展示の様子
Zephyr Technology社の展示の様子
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Continua Health Allianceもブースを設けた
Continua Health Allianceもブースを設けた
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 2011年11月16~19日にドイツ・デュッセルドルフで開催された「MEDICA 2011」では、「Wireless Health Pavilion(ワイヤレス・ヘルス・パビリオン)」と銘打つ企画展示ゾーンが設けられた。同ゾーンでは、医療/ヘルスケアに向けた無線通信技術の活用などについて各社が展示した。

 Wireless Health Pavilionは、無線通信に関する業界団体である米CTIAが設置したもの。同じく同ゾーンの設置者 兼 スポンサーと紹介されていた米Qualcomm社は、ワイヤレス型の生体センサの市場規模は、2014年に4億個以上になるというデータを示した。さらに、同センサの市場規模を、(1)スポーツ&フィットネス用、(2)健康管理用、(3)医療の専門施設用、の三つに分類。2014年以降は(3)の専門的な領域での応用が最も大きな市場になるとした。

 この他、同ゾーンのスポンサーとしては米AT&TやContinua Health Allianceなどが紹介されていた。Continua Health Allianceは、「ワイヤレスを活用したパーソナル・ヘルスは、2015年には形になっている」と宣言していた。

 米Zephyr Technology社や米Swiss Mobile Med社は、各種の機器やセンサで取得した生体データをクラウド上で管理し、同データを基に医師やサービス事業者と相談できるシステムをそれぞれ展示した。このうちZephyr Technology社は、「Zephyr BioHarness」と呼ぶ専用の生体センサを展示。体に巻き付けるベルト状のもので、体温や心拍数、活動量、呼吸の状況などを測定できるとする。同センサで取得したデータを、スマートフォンやパソコンなどで確認できる様子をデモした。

 中国IVT社は、無線通信を活用した救急医療システムを展示した。救急車の中に配置した各種の計測機器で取得したデータを、専用の3G回線か衛星回線を利用して「mHealth Management & Rescue Cloud Platform」と呼ぶクラウド上のプラットフォームで管理。スマートフォンなどを利用して、同プラットフォームのデータを病院などで確認できるというシステムである。

 この他、別記事で紹介した、米AliveCor社の「iPhone ECG Monitor(心電モニター)」も、同ゾーンで展示したものである(関連記事)