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 米Atmel Corp.は、同社の8ビットRISCコアを搭載したマイコン「AVR」ファミリーにRF-IDリーダーブロックを内蔵した「ATA5505」を追加する(発表資料)。ATA5505は5mm×7mmのQFNパッケージの中に、100~150KHzのLF(Low Frequency)帯に対応したASK(Amplitude Shift Keying)RF-IDリーダーと16Kバイトのフラッシュ・メモリ、さらに8ビットのAVR MCUを内蔵した製品である。アクセス制御用途や産業用オートメーションといったアプリケーションに最適だという。

 従来同種のアプリケーションを構築する場合、2チップ構成が必要とされていた。ATA5505はこれをワンチップに収めることに成功しており、外部に必要なのは若干の部品とアンテナコイルのみであるという。これにより部品の実装面積を削減すると共に部品原価の削減が可能になり、またRF-IDリーダーの設計の自由度を向上できるとする。

 内蔵するMCUは512バイトのSRAMと512バイトのEEPROM、16のGPIOポートと8ビットのコンペアモード付タイマー、8ビットのハイスピードタイマー/カウンタ、USI(Universal Serial Interface)、およびLINコントローラを内蔵する。ほかに外部割込み端子や11チャネルの10ビット A/Dコンバータ、内蔵オシレータを利用したウォッチドッグタイマーなども装備される。コアの性能は1MIPS/MHzである。

 ATA5505は既にサンプル出荷を開始しており、1万個発注時の価格は1個2.61米ドルである。またこれを搭載した評価キット(ATA5501-EK1)も79米ドルで発注可能となっている。