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FDKの新しいアルカリ乾電池「FUJITSU Premium G」のラインアップ
FDKの新しいアルカリ乾電池「FUJITSU Premium G」のラインアップ
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用途と放電性能(利用時の寿命)の伸びを示したグラフ。大電流を必要とする用途ほど、効果が大きい。DSCは、デジカメを指す。
用途と放電性能(利用時の寿命)の伸びを示したグラフ。大電流を必要とする用途ほど、効果が大きい。DSCは、デジカメを指す。
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他社製品との性能比較。FDK独自の評価に基づく。耐液漏れ性能の多くで他社製品を上回っているという。
他社製品との性能比較。FDK独自の評価に基づく。耐液漏れ性能の多くで他社製品を上回っているという。
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 FDKは、「世界最高水準の性能の」(同社)アルカリ乾電池「FUJITSU Premium G」を開発したと発表した。大電流用途で最大50%の長寿命化を実現したのが特徴である。製品は2012年4月に発売する。

 FDKによれば、新製品には大きく三つの改良を施したという。具体的には、(1)容器の薄型化や正極材料と負極材料のセパレータの形状を工夫して、正極材料などの充填量を6%増やしたこと、(2)亜鉛(Zn)の純度を大きく高め、反応性を上げたことや不要なガスの発生を抑えたこと、(3)鉄(Fe)から成る正極缶を樹脂でコーティングすることにより、Feと正極材料の二酸化マンガン(MnO2)が反応してガス発生や液漏れにつながるリスクを低減したこと、の三つである。

 従来、乾電池と長寿命化と液漏れリスクの低減を両立するのは難しかったが、今回FDKはそれを両立させたという。利用時の寿命はラジオなど負荷が軽い用途で最大10%、デジカメなど重い用途で最大50%、延びた。一方、未使用保存保証期間も従来の5年から10年間に延長した。

 この結果、放電性能(利用時の寿命)こそ他社に1位を譲っているものの、その他の「大電流への対応、耐衝撃性能、未使用時の耐液漏れ性能、過放電時の耐液漏れ性能では世界一」(FDK)を実現したという。

 Premium Gは、大電流向け乾電池製品「FUJITSU Gシリーズ」の製品で、2000年に発売した「G」、2006年に「G PLUS」に次ぐ3世代めの製品である。発売時の価格は単3形4個で500円前後になる見込みという。

 FDK 代表取締役社長の望月道正氏は、「(枯れた技術とみなされがちな)乾電池でも、まだ技術改良の余地がある。今後も技術で勝負していきたい」と述べた。